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狼と風の語り邸

 このブログは、銀雨・ユウキ、エンブレ!・ミユキが共有しているブログです。PBWやRP等が不快に思う方は、回れ右を推奨します!  このブログにあるイラストは株式会社トミーウォーカーの運営する【シルバーレイン】・【エンドブレイカー!】で作成されたものです。 ブログ内のイラストの使用権は作品を発注したプレイヤに、著作権は製作した各絵師様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有しています。

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TW2・続ユウキ視点


 あぁ・・・思い出してきたかも

 そうやそうや、これは『出会い』の思い出や・・・

 誰のって?それは・・・


 


 店を出れば見事な吹雪だった

 あれ?さっきの天気は…いやぁ、山の天気は変わりやすいって言いはるしなぁ

「何とかなるやろ・・・駅近い見たいやし、少しの我慢かなぁ」

 とりあえず教えられた道を進んでいくと、林道のような小道に行き当たった

 そこは、噂の幽霊が現れるという所

「そう言えばここら辺やったかなぁ・・・もしかして、ゴーストでもいはるんかと思ったけど、気配はなさそうやし…って。、あれ?」

 林の奥に聞きなれた音が、それは戦闘で起こる衝突音

「ん~見捨てておけんし、助太刀してあげよかなぁ。」

 戦っているのが銀誓館の生徒なら一石二鳥やしなぁっと、気軽な気持ちで林に分け入ると少し開けた場所で、全身白尽くめの少女が妖獣と戦っていた

 茂みに身を沈め辺りをうかがってみると

「ん、あれは・・・学園の関係者かなぁ?」

 二つの結晶を操る少女は瞬く間に妖獣を倒していく

 時に吹雪が舞い敵を凍てつかせる、また投げられた結晶は容赦なく凍らせた

 それ程時間をかけることなく妖獣は跡形も無く消えていき、そこには静かに佇む少女が残された

「これは…アカンなぁ、この雰囲気はっと!!」

 白い少女がゆっくりとこちらを見たかと思った矢先だった、結晶がユウキ目掛け投げられた

 間一髪でそれを避け、茂みから飛び出したユウキに少女は問いかける

「貴女は誰なんですか・・・それと『今』は何時ですか?」

「質問する為に攻撃するって、けったいやなぁ!」

 とっさに鞄の中から獣爪を取り出したのが悪かった、それを見た少女は目を細め警戒の色を濃くした

「・・・貴女は敵なんですね、敵なら容赦しません!」

「ちょ!質問答えて・・・えぇい!どうなっても知らへんでぇ!」

 ユウキが氷を纏った獣爪を掲げると、白の少女は手に戻った結晶を構える

 魔狼の氷気と、雪女の魔氷が冷たく鋭くぶつかり合う

 「・・・全てを凍てつかせ、永き眠りを!」
 「切り裂け!気高き狼牙!!」

 激しいぶつかり合いが、雪山を振るわせ続けた・・・・
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ユウキ・スタンッア
年齢:
26
性別:
女性
誕生日:
1997/12/04
職業:
人狼×コミマス

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